🟦アバターとキャラクター
アバターとはプレイヤーのアイデンティティを表現するもので、クリエイティブコンテンツとインタラクティブにやり取りをする方法の一つでもあります。アバターは体験内のストーリーテリング、エンゲージメント、ロジックに影響を与える大切な役割を持っています。
アバター
アバターにはプレイヤーのアイデンティティを表現する役割があります。
キャラクター
キャラクターとはナラティブやストーリー、場合によってはそれをサポートするカスタムアバターによって定義されます。
宇宙空間のゲームで宇宙服の装備品が選択できるように、体験内でカスタムの装備品を提供するのはストーリーテリングの一部でもあります。スタート時の装備品を設定し、プレイヤーがいつでも装備品を外せるようにすることもできます。
アイデンティティ
The Sandbox でのアバターについて
ゲームプレイでプレイヤーを表現することができるのがアバターです。アバターはThe Sandbox のダッシュボードを通じて体験ごとに変更することができます。
アバターの制作方法
アバターを制作するためのボクセルモデルやVXM ファイルはVoxEdit 内で作ることができます。The Sandbox のアバターコレクションにはPFP(プロフィール写真)などの特徴があるNFT があり、様々なバリエーションで組み合わせることができます。
コレクションにはThe Sandbox オリジナルのものや外部のPFP コレクションに参加してNFT を購入すると自動的に獲得できるインターオペラブル(相互利用可能)なボクセルアバターもあります。
The Sandbox でプレイ可能なアバターを入手する方法
プレイヤーが所有するNFT アバター パートナーやGame Maker Fund のプロジェクトが提供するマーケットプレイス上のコレクションから購入したアバター
無料アバター The Sandbox ウェブサイトのアバターページの既成パーツかた制作されたアバター(色が変更できるものもあります)
NPC(ノンプレイヤーキャラクター)
自身のNPC を制作して体験内でイースターエッグとして使用することができます。コミュニティとエンゲージメントを高めるために使えるお勧めの方法をご紹介します。
例:
GMAE Game Jam(英語記事) ではThe Sandbox のスタッフとコミュニティーのメンバーの中から11個のNPC を作ってもらいました。体験の提出日にはイースターエッグになったスタッフやメンバーがたくさん表示されて話題となりました。

例:
セバスチャンのアバターをダウンロード、変更を加えてThe Sandbox のNPC として使用することができます。
自分のNPC アバターを外部で使用する
個人でアバターを制作してThe Sandbox 内の体験でアバターとして使用することはできませんが、アニメーション付き3D モデルを制作して、外部でクリエイティブに使用することができます。
エクスポートとレンダリング
制作したもののライトを修正したり、VoxEdit を使って2D のスクリーンショットを透明な背景で撮影することができます。
3D の制作物を様々な標準フォーマットでエクスポートして、Light Tracer Render(外部リンク)のような外部のソフトウェアでレンダリングすることもできます。
SNS におけるアイデンティティ
SNSやビデオ、動画配信などで自分のブランドを構築し、クリエイティブコンテンツを売り込む際にユニークなデザインで自分を表現することができます。
インターオペラビリティ(相互利用性):その他のソフトウェア
VoxEdit の標準エクスポートフォーマットでファイルをインポートすることができるファイルはゲームエンジン、AR、その他の3D レンダリング、モーションソフトウェアといった他のデジタル環境でも制作物に命を吹き込むことができます。またアバターをメインにしたハイクオリティなアニメーションとレーターを制作することもできます。
アバターとゲームの世界
カスタムアバターの設定
カスタムアバターを使用する際には設計された通りに使用することをお勧めします。
ゲームプレイをシミュレートするために内蔵されていないカスタムアバターのワークアラウンド(次善策)を使用することはお勧めしません。ソフトウェアのアップデートにより使用できなくなったり、機能しない可能性があります。
例:
ドライブ / 登る
物を投げる / 遠隔武器
エイムアシスト
主人公を使って体験を制作しよう
シングルプレイヤーの体験ではカスタムアバターをユニークなナラティブのために活用することができます。人間でも、生き物でも宇宙船でも好きなものを使うことができます。
制作方法
テンプレートからカスタムアバターを制作するかVoxEdit で最初から制作します。
ワークスペースにアップロードします。
Game Maker で体験を開きます。Top bar のPlayer を開き、Avatar のタブを選択します。
Select Your Avatar(アバターの選択)のドロップダウンを開き、Custom Avatar を選択します。
ポップアップ画面でエンティティかアセットを選択します。プレイヤー自身のアバターではなく、自分の作った体験の中で使用して欲しいアバターを選択してください。
TAB キーを使ってPlay モードに切り替えてテストします。
カスタム設定の解除
カスタムアバターを選択することでアバターの動きや制御を細かく設定することができます。Controller のタブからBehaviour のボタンをクリックして以前はロックされていた制御を解除し、変更することができます。設定を変更することでゲームの感じ方、様々な動きに対するアバターのスピードやジャンプ力、攻撃ダメージ、インタラクションのレンジなどを変更することができます。
Avatar Spawner(アバタースポナー)
Avatar Spawner(アバタースポナー) を移動させることで体験のスタート時にアバターを配置する場所を設定することができます。
Customise the Avatar's Settings
グローバルパラメーターのページよりController(コントローラー)タブ内のプレイヤーに関するロジックのカスタマイズ方法をご覧ください。
例:
体験内でチェックポイントのシステムを作成することはリスポーンタブの設定に含まれます。
例:
アバターが特定のブロックに接触した時のダメージ量を適用させる。
最終更新
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