ビヘイビアについて

体験内でオブジェクト、または周辺環境に対する行動を設定することができる機能です。

The Sandbox Game Maker のビヘイビアはパラメーターやゲームのロジック が一体となっており、オブジェクトが体験内でどのように機能するかを設定することができます。

ロジックを使うことでコーディングの知識がなくてもPlatform(プラットフォーム)やDoor(ドア)などのオブジェクトのパラメーターや既にゲームに存在するHealers(ヒーラー)、Citizens(住人)、Soldiers(兵士)などキャラクターの典型的な特徴や行動を設定することができます。

ビヘイビアを使用することにより、お手軽に体験を作成することができます。

一つのオブジェクトに対して一つのビヘイビアを割り当てることができます。

ビヘイビアは他のオブジェクトとの距離やオブジェクトに設定されているビヘイビアによって反応が異なります

例えばPlant(植物)のビヘイビアを持ったオブジェクトがPrey(捕食者)のビヘイビアを持ったオブジェクトと同じエリアにいたとします。Prey はPlant のビヘイビアを持ったオブジェクトを空腹レベルが下がってきたときに自動的に食べ物と認識します。

Prey のビヘイビアを持ったオブジェクトがPredator(捕食者)のビヘイビアを持ったオブジェクトの近くにいる場合も同じようなことが起こります。この場合、Predator のデフォルト設定がPrey をターゲットとして設定してあるので近くにいるPrey のビヘイビアを持ったオブジェクトを積極的に探すことになります。同様にPrey のビヘイビアを持ったオブジェクトはPredator のビヘイビアを持ったオブジェクトから逃げるという設定があらかじめ設定されています。

選択したオブジェクトに上記の様なビヘイビアを追加するだけで体験内に食物連鎖のピラミッドのような深みのある体験を簡単に作成することができます。

ここで挙げた例はビヘイビアを使ったものですが、ビヘイビアの設定を使ってタグやメッセージをさらに変更することによって、より複雑な関係性や機能を作成することもできます。

次はオブジェクトにビヘイビアを追加する方法をご紹介します。

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