Game Maker で使用するツール
ここではThe Sandbox Game Maker で体験を制作するために使うツールをご紹介します。
🔨 ツールについて
アイデアや夢を実現するためには適切なツールが必要になるのと同じように、選ぶツールによって大きな違いが生まれてしまうことがあります。クリエイティブで深みのある体験作りには適切なツール選びが重要です。
Game Maker ではユニークなクリエイションを生み出すために様々なツールを用意しました。ここでは一つ一つの特徴や使い方をご紹介していきます。
Game Maker にはコーディングの知識がなくても体験を自由にカスタマイズしながら作っていくことができるプリセットが用意されています。
それではGame Maker を使用するにあたってキーとなるツールを3つご紹介します。
⛰️ Blocks(ブロック)
LAND を作成し、体験内にある実際の土地をデザインする際はボクセルブロックと呼ばれるブロックを使用します。32x32x32のボクセルキューブがThe Sandbox メタバース内での1メートルにあたります。
ブロックにはsolid(固形)🧱 と transparent(透明)🧊の二種類があり、Collision(コリジョン)を許可するものとプレーヤーがすり抜けることができる許可しないもの(No Collision、コリジョンなし)に分けることができます。これらの特徴を持った機能は併用して使用することができ、透明や水中で役立つpermeable(透過)のように異なるデザインごとに使い分けることができます。また何かがブロックに接触した時にダメージを与えるように設定することも可能です。🔥
それぞれのブロックは様々な種類のブラシを使って配置することができます。一つ一つ配置することも、マウスを使ったクリック&ドラッグで一つのかたまりとして配置することもできます。🖱️
ブロックには様々な色や材質があり、バイオームや環境を作成する際に用途に合わせて使用することができます。🏝️🏞️🌅 もし必要なものが見つからなかった場合、無料のVoxEdit ツールを使って自分のカスタムブロックを作ることもできます。
♟️ Assets(アセット)
アセットはドラッグ&ドロップで自分の世界に持ち込むことが可能です。クリエイターがアクティブに参加しているコミュニティには様々なキャラクター、生き物、宝物、植物、建物、車など様々なものがありとあらゆる形で存在し、体験でいつでも使えるようになっています。
これらのアセットを追加するには、ライブラリから選択し、そしてツールバーに追加したあとに配置したい場所までドラッグ&ドロップします。
一度配置したら、オブジェクトをクリックしてProperties Panel (プロパティパネル)を表示します。プロパティパネルにはオブジェクトがユーザーや他のオブジェクトとどのように関わりあうのかを決めることができるオプションが表示されます。
🚦 Logic(ロジック)
Game Maker にはPlug and play(プラグアンドプレイ)が備わっているのでアセットをすぐに使用することができます。オブジェクトのBehaviour(ビヘイビア、行動)を攻撃的な敵の設定にすることも、守ってくれる仲間の設定にすることも自由にカスタマイズして設定できます。また食物連鎖のエコシステムを構築したり、オブジェクトをカスタマイズして収集可能な宝物にしたりインタラクティブなスイッチにすることもできます。
このようなプリセットだけで体験を制作していくこともできますが、Message(メッセージ) やTagging system(タグ機能)を使ってより高度なカスタマイズをすることも可能です。このような機能を使うとオブジェクトは作成したトリガーを受けて反応することができるようになり、複雑な関係性やインタラクションを通じて体験の可能性をより高めていくことができるようになります。
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