0.7

0.7 Game Maker アップデート ‐ ハイライト機能をご紹介します。

macOS との互換性

今回のアップデートではmacOS への安定性が向上し、Windows版のパリティも装備されています。

お使いのOSでうまく使用できなかった方は最新のGame Maker をダウンロードしてください。

Preset(プリセット)

0.7では待望のプリセットが戻ってきました。

クリエーターはオブジェクトのカスタム内容を保存すること可能になり、ビヘイビア、コンポーネント、パラメーター、親子化などの設定を毎回作り直す必要がなく使用することができます。

プリセットの作成方法

  • まずアセットをドラッグしてシーンに配置します。

  • パラメーター、ビヘイビア、コンポーネントの調節をします。

  • 編集したオブジェクトが選択されていることを確認します。

  • 左のツールパネルを開きます。

  • +のマークがついている立方体のアイコンをクリックします。

  • Create New(新しく作成)を選択します。

  • Preset Name からプリセットに名前を付けます。

  • Done をクリックしてプリセットが保存されます。

トリガーが起こってからオブジェクトのみを表示したい時はAsset Spawner のビヘイビアやDrop のコンポーネントを持ったプリセットを使用することができますが、その場合はビヘイビア、コンポーネント、既定のメッセージを使用してカスタムする必要があります。

プリセットにアクセスする

シーンからプリセットを削除したり、同じプリセットを他の場所で再度使用したい場合、ライブラリに戻ることで、すべてのプリセットにアクセスすることができます。

  • 「L」キー を使ってライブラリを開きます。

  • ライブラリ内左側にあるプリセットのフィルタを選択します。

  • プリセットをツールバーもしくはシーンまでドラッグします。

  • 必要な回数だけプリセットを何度も再度使用することができます。

プリセットを使うことによってワークフローやプロセスを改善することができるで是非この機能を使用してみてください。

メッセージリストを見る

クリエーターの方々が1つの場所で既存のメッセージを確認することができる新しいメニューが追加されました。

  • リストを開くには画面右上のSetting (設定)の歯車のアイコンをクリックします。

  • ポップアップからView Message List(メッセージリストを見る)を選択します。

この画面から必要のないメッセージを削除することができたり、タイプミスにより間違って作成してしまったものなどを簡単に削除することができます。

プレイヤーの名前を使用する

Asker のビヘイビアとSpeaker のコンポーネントでプレイヤーの名前を使用することができます。

  • Asker のビヘイビアSpeaker のコンポーネントをオブジェクトに追加します。

  • ダイアログの欄を開きメッセージを入力します。

  • プレイヤーの名前を使用したい場所に入力します。

この機能を使うことでオーディエンスと繋がりが近くなったり、体験をよりパーソナライズして楽しいものにすることができます。

ダイアログの改善点

今回のアップデートでは回答の表示を遅らせる、回答を選択することができるという2つの変更点がAsker のビヘイビアに追加されました。

回答を遅らせる

ダイアログボックスの下に表示される質問の回答スピードを遅らせることができます。

  • オブジェクトを選択し、Asker のビヘイビアを開きます。

  • Delay のスライダーを左右に動かして0.0 から 1.0の間で設定します。

この機能によって、回答を選択をする前にNPCからの情報を把握することができます。

回答の選択方法

ダイアログの選択に矢印を使用することができるようになりました。

  • プレイモードではAsker のビヘイビアを使ってNPCをトリガーします。

  • 回答の選択にはキーボードの上下左右を表すキーを使用します。

アバターの動き

プレイヤーは歩く、走る、ダッシュの切り替えをすることができるようになりました。

  • バックスラッシュ(\)を押して動きを変化させることができます。

  • 「Shift」キーを使って歩きと走りをダッシュに変更することもできます。

この機能によってプレイヤーの走る速度に応じてクリエイターは体験を制作することができ、景色や風景を楽しんでもらうようにデザインすることが可能になります。

今回のアップデートではプレイヤーが座ることができるようになりました。

  • Xを押してその場に座らせることができます。

クリエイターは周りの景色を楽しんでもらうように体験をデザインすることができます。

オートジャンプ機能

新しいAuto-Jump のパラメーターを使うとアバターがオブジェクトに登れる設定にするのか、それともオブジェクトに行く手を阻まれるのかを設定するための高さを調整をすることができます。

  • 画面上部のGlobal Parameters をクリックします。

  • ポップアップにあるController のタブをクリックします。

  • ポップアップの左下にAutoJump Height があることを確認します。

  • AutoJump Height の隣の欄にオートジャンプをトリガーする数値を入力します。

設定可能な最小値0.25は8 ボクセル分に相当し、ジャンプ可能な最大値は1.38の約44ボクセル分になり、アバターによって制限が異なります。

エモート

エモートの表にダンスのアニメーションが追加されました。

  • プレイモードで「T」キーを押してDance を選択します。

この機能を使うとアバターがランダムに様々なダンスを始めます。

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