🔹ゲームルール
最終更新
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Game Maker 0.10 に関するアップデート
本ページはGame Maker 0.10 の公開に合わせ、以下の最新情報を含めアップデートされています。
CTRL
+C
とCTRL
+V
を使ってエクスポートとインポートができるようになりました。
Math のルールではAdd/Subtract Number(数字の足し算、引き算)、Multiply Number(掛け算)、Add/Subtract Time(時間の足し引き)に変わって、より高度な計算ができるようになりました。
Key Input、Mouse Input、OnPlayerEntry、OnPlayerExit、Send Message、Set Player Name などのクリエイティブな可能性をより広げる新しいルールが導入されました。
アイコン、スロットサイズ、ダイナミックな表示・非表示の切替、改善されたバナーとポップアップでHUD が強化されました。
浮動小数点が使用できるようになりました。
Game Maker 0.9 の新機能 新しいタイプのゲームプレイを制作できるようになり、ゲームルールを使って複雑なロジックをより効率よくデザインできます!
ゲームルールシステムはGameplay のメニューにあるビジュアルスクリプティングのツールを指します。
数字、テキスト、時間、True/False などの値をゲームプレイのデザインに合わせて簡単に設定できます。
何もない状態からカスタムのメカニクスを制作したり、プリセットと呼ばれる既に設定されているゲームメカニクスを使用することもできます。プリセットに関しては以下のリンクよりご覧ください。(プリセットの種類は今後も追加される予定です。)
Collect Points(ポイント集め)
Time Trial(タイムトライアル)
Point Race(ポイントレース)
Combo(コンボ)
Hunger(ハンガー)
Poison(ポイズン)
Shop(ショップ)
ルールとは上から順番に実行していく一連のステップで、他のルールやオブジェクトのロジックとやり取りをすることができます。
ゲームルールのシステムに送信されるすべてのメッセージはすべての受信者にブロードキャストされるかルールに明確にブロードキャストされます。
変数値を減らすにはマイナスを使用した数値を使用してください。
ルールにはMath(算数)、Time(時間)、Comparison(比較)、Change Variable Values(変数値の変更)、Game Screen(ゲーム画面)の5つがあります。それぞれのルールの種類をクリックするとそのルールに関するオプションが表示されます。
新たな可能性を広げたり、新しいメカニクスを作ることができるものから、複雑な問題を解決できる機能を備えたものまで様々な機能があります。
ルールの再使用
一度使用し終わったり、使うのを止めたルールセットはリセットされ、再度使用することができます。
ルールのリストから使用したいリストをクリックすると、グリッドボードに追加されます。(新しいルールセットの中に追加されます。)
変数値はゲームルールのシステムにおいて中心となる部分にあたり、ほぼすべてのルールに変数値を使用します。
変数値はスコアやテキストといった情報を保存するために使用され、タイマーは遅延イベントで使用できます。また、True/False を使用したブーリアン型の変数値はより複雑なロジカルシステムを構築する際に使用できます。
Gameplay 内のブーリアン型の変数値ではTrue/False として一般的に2つの値を保存できます。
変数値はゲームルールのプリセットを使用する際に自動的に作成されますが、使用したい変数値を使って体験メカニクスをカスタマイズすることもできます。(詳細は以下をご覧ください。)
ルールセットとは同じゲームメカニクスに使用するルールのグループを視覚的に見やすくまとめる方法を指します。
ルールはルールセットとしてグループにすることができますが、トリガーされるとルールはそれぞれ個別にルールを行使します。
ルールセットに設定されているルールの順序によってロジックのフローが変わることはありません。
ルールの送信(Out)メッセージは同じルールセットまたは異なるルールセットにある他のルールをトリガーする可能性があります。
ルールによっては送信(Out)メッセージを送信しないものもあります。
例:
Preset をクリックしてCollect Point のルールセットをゲームプレイのメカニクスとして選択します。Collect Point のルールセットには2つの繋がっているルール(下記に赤で表示)とその他のルールとは関わりのない個別のルールが含まれています。
プリセットとは既に構築されているルールセットを指し、よく使用されるゲームメカニクスをクリック一回でグリッドボードに追加したり、必要に応じてカスタマイズできます。
プリセットを追加する際、必要な変数値やメッセージは自動的に生成されます。
プリセットは左側のアイランドメニューのボタンからアクセス可能です。リストのPreset をクリックしてグリッドボードに追加します。
プリセットをカスタマイズして設定したり既存のオブジェクトのロジック(ビヘイビアやコンポーネント)を変更でき、プレイヤーがそのオブジェクトとやり取りして送信メッセージをトリガーするとロジックが機能します。
CTRL
+C
でルールセットのコピー、CTRL
+V
でルールセットのペーストができます。その際にはメッセージも変数値も含まれた状態でコピーペーストされます。
生成されたテキストをシェア目的でNotepad のような外部ソースにペーストできます。
ルールセットを再使用するために他の体験にペーストできます。
変数値の保存、変更、再使用
数値の比較
ランダムな数字の生成
タイマーやストップウォッチの作成
プレイヤーの、ポップアップウィンドウ、バナーへの情報表示
ゲームルールウィンドウを開く Gameplay のメニューからGame Rules のタブをクリックしてウィンドウを開きます。
ゲームルールウィンドウを閉じる 右上のxをクリックしてウィンドウを閉じます。
ウィンドウを最大化/ 最小化する(右上)
最大化
最小化
ズームイン / ズームアウト
CTRL+ でマウスホイールを動かしてズームイン/ ズームアウトします。
グリッドボードのパンニング
マウスホイールをクリックして長押しします。
元に戻す / やり直す
トリガー ルールは受信する(In)メッセージでトリガーされます。Message with Argument を受信した場合、アクションを実行するために必要な条件の値がロジックボックスに含まれている可能性があります。
変数値 0、1、または名前やタイプに分かれて設定されている複数の値を使用できます。
アクション 変数値を変更したり、数値を比較したり、プレイヤーのHUD に情報を表示するなどのアクションを実行するための順序を設定します。
Message to Stop the Rule(ルールを停止するメッセージ) ルールによっては他の受信(In)メッセージを使ってアクションを止めることができます。
アウトプット オプションであるメッセージの送信(Out)によって他のルールやオブジェクトのロジックがトリガーされることもあります。現時点ではこれらのメッセージはカスタムの条件を設定することはできません。
右クリックをして表示されるボックスの右下にある 🔼🔽 を使ってそれぞれのロジックボックスに関する情報を見ることができます。
Number(数値)- 整数の値(例:255)や浮動小数点値(例:25.5)
Text(テキスト)- 短い文章
Time(時間)浮動時間値
True/False - ブーリアン型変数値(2種類)
ルールの追加 (新しいルールセットの追加) ルールのリストから設定したいルールをクリックして追加します。