🔹ゲームルール

Game Maker 0.9 の新機能 新しいタイプのゲームプレイを制作できるようになり、ゲームルールを使って複雑なロジックをより効率よくデザインできます!

ゲームルールに関するリソース

それぞれのルールの仕組みを解説したドキュメント

役立つルールセットやプリセットに関するドキュメント

ゲームルールシステム

ゲームルールについて

ゲームルールシステムはGameplay のメニューにあるビジュアルスクリプティングのツールを指します。

数字テキスト時間True/False などの値をゲームプレイのデザインに合わせて簡単に設定できます。

🔃 変数値の保存、変更、再使用

⚖️ 数値の比較

🎲 ランダムな数字の生成 

⏱️ タイマーやストップウォッチの作成

ℹ️ プレイヤーの、ポップアップウィンドウ、バナーへの情報表示

ゲームルールを使って作れるもの

何もない状態からカスタムのメカニクスを制作したり、プリセットと呼ばれる既に設定されているゲームメカニクスを使用することもできます。プリセットに関しては以下のリンクよりご覧ください。(プリセットの種類は今後も追加される予定です。)

Rules(ルール)

ルールとは上から順番に実行していく一連のステップで、他のルールやオブジェクトのロジックとやり取りをすることができます。

ゲームルールのシステムに送信されるすべてのメッセージはすべての受信者にブロードキャストされるかルールに明確にブロードキャストされます。

変数値を減らすにはマイナスを使用した数値を使用してください。

ルールの種類

ルールにはMath(算数)、Time(時間)、Comparison(比較)、Change Variable Values(変数値の変更)、Game Screen(ゲーム画面)の5つがあります。それぞれのルールの種類をクリックするとそのルールに関するオプションが表示されます。

新たな可能性を広げたり、新しいメカニクスを作ることができるものから、複雑な問題を解決できる機能を備えたものまで様々な機能があります。

ルールのリストから使用したいリストをクリックすると、グリッドボードに追加されます。(新しいルールセットの中に追加されます。)

新しいルールセットにAdd/Subtract number(数値の足し算引き算)が追加された時の画面

Variables(変数値)

変数値について

変数値はゲームルールのシステムにおいて中心となる部分にあたり、ほぼすべてのルールに変数値を使用します。

変数値はスコアやテキストといった情報を保存するために使用され、タイマーは遅延イベントで使用できます。また、True/False を使用したブーリアン型の変数値はより複雑なロジカルシステムを構築する際に使用できます。

Gameplay 内のブーリアン型の変数値ではTrue/False として一般的に2つの値を保存できます。

変数値はゲームルールプリセットを使用する際に自動的に作成されますが、使用したい変数値を使って体験メカニクスをカスタマイズすることもできます。(詳細は以下をご覧ください。)

ルールセット

ルールセットとは同じゲームメカニクスに使用するルールのグループを視覚的に見やすくまとめる方法を指します。

ルールセットにおけるルールの役割

ルールはルールセットとしてグループにすることができますが、トリガーされるとルールはそれぞれ個別にルールを行使します

  • ルールセットに設定されているルールの順序によってロジックのフローが変わることはありません。

  • ルールの送信(Out)メッセージは同じルールセットまたは異なるルールセットにある他のルールをトリガーする可能性があります。

  • ルールによっては送信(Out)メッセージを送信しないものもあります。

例:

Preset をクリックしてCollect Point のルールセットをゲームプレイのメカニクスとして選択します。Collect Point のルールセットには2つの繋がっているルール(下記に赤で表示)とその他のルールとは関わりのない個別のルールが含まれています。

例:Collect Point のルールセットを使った設定の例 - クリックして拡大

Presets(プリセット)

プリセットとは既に構築されているルールセットを指し、よく使用されるゲームメカニクスをクリック一回でグリッドボードに追加したり、必要に応じてカスタマイズできます。

プリセットを追加する際、必要な変数値やメッセージは自動的に生成されます

プリセットは左側のアイランドメニューのボタンからアクセス可能です。リストのPreset をクリックしてグリッドボードに追加します。

プリセットをカスタマイズして設定したり既存のオブジェクトのロジック(ビヘイビアやコンポーネント)を変更でき、プレイヤーがそのオブジェクトとやり取りして送信メッセージをトリガーするとロジックが機能します。

プリセットの例

ルールセットのエクスポートとインポート

CTRL+Cでルールセットのコピー、CTRL+Vでルールセットのペーストができます。その際にはメッセージも変数値も含まれた状態でコピーペーストされます。

  • 生成されたテキストをシェア目的でNotepad のような外部ソースにペーストできます。

  • ルールセットを再使用するために他の体験にペーストできます。

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