0.11 アップグレードガイド

本ページでは0.11 の機能をご紹介しています。以前のバージョンで制作した体験のアップデート方法や新機能やアップデートされた機能の詳細をご覧ください。

チェックリスト

コリジョンの変更

Movement Palettes(ムーブメントパレット)

カメラ、コントロール、アニメーションを含めゲームの感じ方に影響を与えることができる設定です。

Default のパレットの機能

重要ポイント

  • 0.10(Legacy)では、プレイヤーが入れなかった部分にも0.11 の機能を使うと入れてしまう可能性があるため、プレイヤーのエリアへのアクセスを防ぐようにデザインしてください。

  • ジャンプの高さや距離、難易度などを細かくデザインします。

  • 必要に応じたアセットのデザインが必要です。

  • カスタムアバターの使い方

それぞれの動きに必要となるブロックの数

ジャンプ距離(歩く)
ジャンプ距離(走る)
ジャンプ高度

Legacy(0.11 以前)

5 ブロック

7 ブロック

1.5 ブロック

Default(0.11 以降)

7 ブロック

10 ブロック

2.5 ブロック


Climbable のコンポーネント

アラインメント(位置を合わせること)

登ることができるオブジェクトから表面へのスムーズな移動を実現するために端を揃えます。

Cover

端が揃っていない

Cover

端が揃っている

複雑なコリジョン

面の多いオブジェクトのコリジョンを削除し、同じ場所にある見えないアセットにシンプルなコリジョンを設定し、スムーズに登れるようにするためにClibmable のコンポーネントを設定します。

Cover

登れる面の数が多すぎる

Cover

簡単に計算できるように登れるアセットを代用する


Speaker のコンポーネント

アクターを回転させることができるLook at Target のオプションによって、 [SP] Speaker のコンポーネントはサーバーとマルチプレイヤーの体験のゲームクライアントとの間で矛盾した物理的設定が発生する場合があります。その場合に行うことができるアップデートを2つ紹介します。

🔷 [MP] が使用可能な場合

[SP] Speaker のコンポーネントを[MP] に変更して同じ結果がでるように必要に応じて調節をしてください。

⚠️ マルチプレイヤーの環境下では、これによってオブジェクトのコミュニケーションがクライアントからサーバーへと変わり、[SP] のオブジェクトとはコミュニケーションを取らなくなります。必要に応じて他のロジックを修正してください。

⚠️ オブジェクトに他の[SP] のロジックが設定されている場合、[MP] のロジックを設定することはできません。変更が複雑過ぎる場合、他の方法でアップデートすることをおすすめします。

🔷 [SP] が必要な場合

[SP] Speaker のコンポーネントはオブジェクトに設定したまま、コリジョンを持ったオブジェクトを複製して、すべてのロジックを削除し、見えない設定にします。


オブジェクティブシステムポート

New!チーム対抗クエスト

既存のクエストのアップグレード

0.11 以前のクエスト設定に応じたステップごとのアップグレード方法をご紹介します。

Unlock Quest

Launch Quest

Quest Type

Quest Completion

Action After Completion

新しいクエストの作成

Game Maker 0.11 のオブジェクティブはサーバーレベルで機能するため、今まで以上にクリエイティブな可能性が広がりました。

今回のバージョンでは機能を維持したまま移行することを目的にしていますが、今後は様々なマルチプレイヤーのシナリオを作っていけるような機能を実装する予定です。(予定は変更となる場合がありますのでご了承ください。)

マルチプレイヤーと互換性のあるクエスト(0.11)のシナリオに関してはText, Quests & Icons(順次日本語に翻訳予定)をご覧ください。

紹介したロジックはあくまでも一般的なロジックのため、制作の際には必ずテストを行いながら制作を進めてください。またクリエイターフォーラムでは様々なアイデア交換をすることができ、制作に役立つ情報をご紹介しています。

最終更新

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