The Sandbox でのアバターについて
ゲームプレイでプレイヤーを表現することができるのがアバターです。アバターはThe Sandbox のダッシュボードを通じて体験ごとに変更することができます。
アバターの制作方法
アバターを制作するためのボクセルモデルやVXM ファイルはVoxEdit 内で作ることができます。The Sandbox のアバターコレクションにはPFP(プロフィール写真)などの特徴があるNFT があり、様々なバリエーションで組み合わせることができます。
コレクションにはThe Sandbox オリジナルのものや外部のPFP コレクションに参加してNFT を購入すると自動的に獲得できるインターオペラブル(相互利用可能)なボクセルアバターもあります。
現在のところ、VoxEdit で制作したカスタマイズされたプレイ可能なアバターは、The Sandbox 公式でリリースしたアバターのように自由にプレイ用として使用することはできません。 GameMaker 内のギャラリー内や、NFT にミントした場合でも自分が制作した体験専用のプレイキャラクターとしてのみ使用可能です。
The Sandbox でプレイ可能なアバターを入手する方法
無料アバター
The Sandbox ウェブサイトのアバターページの既成パーツかた制作されたアバター(色が変更できるものもあります)
NPC(ノンプレイヤーキャラクター)
自身のNPC を制作して体験内でイースターエッグとして使用することができます。コミュニティとエンゲージメントを高めるために使えるお勧めの方法をご紹介します。
例:
GMAE Game Jam(英語記事) ではThe Sandbox のスタッフとコミュニティーのメンバーの中から11個のNPC を作ってもらいました。体験の提出日にはイースターエッグになったスタッフやメンバーがたくさん表示されて話題となりました。
制作時間を短縮できるVoxEdit のテンプレートにはThe Sandbox のゲームアーティストが作ったアニメーションがあり、カスタムコンテンツを手早く制作することができます。
例:
セバスチャンのアバターをダウンロード、変更を加えてThe Sandbox のNPC として使用することができます。
自分のNPC アバターを外部で使用する
個人でアバターを制作してThe Sandbox 内の体験でアバターとして使用することはできませんが、アニメーション付き3D モデルを制作して、外部でクリエイティブに使用することができます。
エクスポートとレンダリング
制作したもののライトを修正したり、VoxEdit を使って2D のスクリーンショットを透明な背景で撮影することができます。
3D の制作物を様々な標準フォーマットでエクスポートして、Light Tracer Render(外部リンク)のような外部のソフトウェアでレンダリングすることもできます。
SNS におけるアイデンティティ
SNSやビデオ、動画配信などで自分のブランドを構築し、クリエイティブコンテンツを売り込む際にユニークなデザインで自分を表現することができます。
インターオペラビリティ(相互利用性):その他のソフトウェア
VoxEdit の標準エクスポートフォーマットでファイルをインポートすることができるファイルはゲームエンジン、AR、その他の3D レンダリング、モーションソフトウェアといった他のデジタル環境でも制作物に命を吹き込むことができます。またアバターをメインにしたハイクオリティなアニメーションとレーターを制作することもできます。
プレイヤーアバターを体験のロジックと一緒に使用する
Global Parameters のAvatar のタブからプレイヤーアバターにタグを適用することができます。デフォルトではアバターは既にタグとして追加されています。このタグをロジックシステムのビヘイビアやコンポーネントのターゲットとして使用し、様々なインタラクションを生み出すことができます。
例:
必要に応じてアバターの体力を回復させるためにアバターの後ろについてくるヒーラー
特定の場所にいるアバターを検知し、ロジックをトリガーするメッセージを送る
カスタムアバターの設定
体験でカスタムアバターを使用する設定を行った場合、プレイヤーが自分の思い通りに表現をする選択よりも優先されるので、カスタムアバターはシングルプレイヤーの環境下で使用することをお勧めします。
カスタムアバターを使用する際には設計された通りに使用することをお勧めします。
ゲームプレイをシミュレートするために内蔵されていないカスタムアバターのワークアラウンド(次善策)を使用することはお勧めしません。ソフトウェアのアップデートにより使用できなくなったり、機能しない可能性があります。
例:
主人公を使って体験を制作しよう
シングルプレイヤーの体験ではカスタムアバターをユニークなナラティブのために活用することができます。人間でも、生き物でも宇宙船でも好きなものを使うことができます。
制作方法
テンプレートからカスタムアバターを制作するかVoxEdit で最初から制作します。
Game Maker で体験を開きます。Top bar のPlayer を開き、Avatar のタブを選択します。
Select Your Avatar(アバターの選択)のドロップダウンを開き、Custom Avatar を選択します。
ポップアップ画面でエンティティかアセットを選択します。プレイヤー自身のアバターではなく、自分の作った体験の中で使用して欲しいアバターを選択してください。
TAB キーを使ってPlay モードに切り替えてテストします。
カスタム設定の解除
カスタムアバターを選択することでアバターの動きや制御を細かく設定することができます。Controller のタブからBehaviour のボタンをクリックして以前はロックされていた制御を解除し、変更することができます。設定を変更することでゲームの感じ方、様々な動きに対するアバターのスピードやジャンプ力、攻撃ダメージ、インタラクションのレンジなどを変更することができます。
Avatar Spawner(アバタースポナー)
Avatar Spawner(アバタースポナー) を移動させることで体験のスタート時にアバターを配置する場所を設定することができます。
Customise the Avatar's Settings
グローバルパラメーターのページよりController(コントローラー)タブ内のプレイヤーに関するロジックのカスタマイズ方法をご覧ください。
例:
体験内でチェックポイントのシステムを作成することはリスポーンタブの設定に含まれます。
例:
アバターが特定のブロックに接触した時のダメージ量を適用させる。